巨人の本拠地・東京ドームに新型コロナウイルスの感染対策として、紫外線殺菌照射(UVGI)装置『エアロシールド』が導入されたことが10日、分かった。 大分市に本社を置くエネフォレスト株式会社が開発した幅が約2メートルの装置で、紫外線を照射して空気中に浮遊する細菌やウイルスを殺菌し、菌の少ない空気環境を維持する。小さめのエアコンのような見た目で、壁面上部などに設置。日本で唯一、空気感染対策の世界基準をクリアしており、ノロウイルスや結核など全ての菌に対して殺菌効果があるという。 密閉空間となる一、三塁側のロッカールームや選手サロン、監督室、球場内の個室にあたるスイート倶楽部(VIPルーム)の全室と、外野パーティールームにも取り付けられた。3月頃に導入が検討され始め、19日の公式戦開幕までに、球場内に60台以上の設置を目指す。合計で約2000万円が投入されたとみられる。 同製品は大学病院や研究施設などでの導入実績があり、大型スポーツ施設での設置は初めて。かねて巨人は、ベンチに消毒液を置くなど身近な対策を講じており、環境対策も加われば鬼に金棒。最強の“盾”で安心を手に入れ、シーズンへ挑む。
https://news.yahoo.co.jp/articles/31e3ae7b4902ebfcb9653a846ad3ca0b940aa85d
Yahoo!ニュースより抜粋
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