新型コロナ感染症第2波は、
ほとんどの都道府県でピークを越えました!
新型コロナウイルス感染症数理モデル研究会
主要都道府県別、新型コロナウイルス
感染拡大の予測
更新 2020.08.19
新型コロナウイルス感染症数理モデル研究会の並木正夫様の「コロナ予報(COVID-19Forecast)です。この予報を見るとコロナも今がピークのようですね!でも安心して気が緩むのは絶対避けねばなりません。これまで以上に自粛が必要です。
8月19日から始まった日本感染症学会で、舘田一博理事長が講演し、「今、日本は第2波のまっただ中にいる。全国的にも、東京でも新たな感染者数の推移はピークを迎えているようにも見えるが、再び上昇することが無いのか注意する必要がある」と述べ、現在、国内が流行の第2波を迎えているという見解を示しました。そして、「この先も第3波、第4波が来ると予想され、新しい生活様式の中で新型コロナウイルスとつきあっていくことになる。学会として、少しでも重症者を減らし、医療現場を混乱から守るため最新の知見を集めていきたい」と述べました。(NHK NEWS WEBより)
【全国】
図の見方は、末尾の「図の見方」をご覧ください。
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第2波の感染規模は、第1波の3~4倍
第1波の累計: 16,508人
第2波の累計: 30,958人(8月8日まで)
☞第1波の3~4倍の規模まで増える
下図は、8月19日までのデータを使って、SIQR数理モデルで計算した結果です
【北海道】
北海道は、幾つかのピークを繰り返しており、
明確な山が無いので予測が難しいのですが、
7/6以降のデータを第3波として計算しています
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道内の発生状況
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ssa/singatakoronahaien.htm
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【首都圏(東京都)】
予想は、前回の予測(8月16日)と同じです
東京都の実効再生産数Reは、8月10日に1を下回り0.99となりました
予測計算結果は、1日の新規感染者が100人を切るのは9月5日、50人を切るのは9月14日となっています
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下図は、8月12日までのデータを使って、自粛要請の効果をシミュレーションしたものです
8月6日に要請・解除があり、その結果、行動自粛・解除により感染率が±10%変動したと仮定した場合です。10日遅れて効果が出ますが、この時点での要請・解除の効果は限定的です
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【首都圏(埼玉、千葉)】
埼玉県、千葉県は、前回(8月16日)とほぼ同じです
埼玉県と千葉県は、入院・療養者もピークを迎えたと見られます
神奈川県は、データが増えてピークが早まりました。神奈川県で50人を切るのは9月初めです
神奈川県の入院・療養者数も、もうすぐピークを迎えると見られます
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【近畿圏(大阪府)】
前回とほとんど同じです。
大阪府の新規感染者は、既にピークを越えたように見えます
要隔離・入院者もピークを迎えたように見えますが、重症者が増えているので、前回から重症者の予測を追加しています
【愛知県 2波】
前回とほとんど同じです
愛知県の新規感染者は、既にピークを過ぎ、要隔離・入院者もピークを迎えているように見えます
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【近畿圏(兵庫県2波】
前回の予報とほとんど同じです
兵庫県の要隔離・入院者もピークを過ぎています
【近畿圏(京都府2波】
前回とほとんど同じです
要隔離・入院者は、もうすぐピークを迎えます
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【福岡県は3波】
福岡の第1波は主に福岡市、第2波は北九州市でした。第3波は、福岡市と北九州市とそれ以外の地域にも拡大しています
前回と、ほとんど同じです。新規感染者も要隔離・入院者(入院・療養者)も、ピークを過ぎたように見えます
【沖縄県】
沖縄で、実効再生産数が1を切ったのは8月16日ですが、新規感染者のピークは過ぎているように見えます。
要隔離・入院者のピークに差し掛かっていますが、病床の不足が懸念されます(左図、矢印)
感染は、外からの感染者流入によるものと思われるので、お盆中の人の移動で結果が変わる可能性があります
詳細はこちらのPDFを参照してください☞PDF ___NAMIKI_COVID-19 Forecast R6_0819
【図の見方】
⑦の縦右軸は、その他の曲線、プロットに対する人数、ベッド数です。
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